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Allogrooming
私には、大切な相棒がいる。猫のロシーだ。彼は、人間である私より先にいなくなる。それが耐えられない。でも受け入れるしかない。一緒にいることができる幸せ。この一瞬一瞬を積み重ねる。今できることはそれだから。

ブラッシングでロシーの毛を得る。その毛を日によってまとめ、毛糸を紡ぐ。毛糸を紡ぐという儀礼的行為で、ロシーの抜け毛を、唯一無二の宝物へと変化させる。毛糸は、私とロシーが共に過ごし、触れ合った時間を可視化する。
ブラッシングというコミュニケーションで可視化される私とロシーの関係性。何日も毛糸を集める。私とロシーが確かに触れ合っていたという事実を集積する。


私はロシーをブラッシングする。それは猫同士がするグルーミングのようにロシーを癒す。ロシーに触れることでぬくもりや柔らかさを感じる。紡ぐという手作業に集中する。私とロシー、ただ二つだけの感覚。ロシーのブラッシングは、私も癒す。
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